ウェブデザイン技能検定3級に合格したら、「次は2級?」「仕事でどう使う?」と迷うかもしれません。結論は、次の資格を急ぐ前に、一つのページを2回改善し、変更理由・確認結果・戻し方を残すことです。この記事では、90日間の制作記録、仕事へ出す前の安全確認、2級へ進む判断基準を具体例で整理します。

改善したWebページを国際的な顧客チームへ提案する40代のビジネスパーソン
この記事でわかること
  • 1ページを2回改善する90日間の進め方
  • A4一枚で変更・確認・戻し方を残す方法
  • 仕事へ出す前の安全確認と2級の判断基準

結論:資格を「使った経験」に変える90日間にしよう

合格後に残したいのは、見栄えのよい作品数だけではありません。何を直すと決め、どこを変更し、PCとスマホで何を確認し、不具合時にどう戻すかを説明できる記録です。まず自分が所有するページを一つ選び、改善前のファイルと画面を保存します。

本業や第三者のサイトを扱う場合は、必ず所有者・勤務先の許可を得てください。許可がないページを練習台にせず、最初は自分のプロフィールページなど、失敗しても戻せる範囲から始めます。

40代向け|1ページを2回改善する90日プラン

これはStudy Again 40独自の行動例で、仕事獲得を保証する計画ではありません。ページ数を増やすのではなく、一つのページを作り、確認結果をもとに2回直すことへ集中します。

最初の30日:一つのページと復元用コピーを作る

自己紹介など、自分が公開権限を持つ題材を選びます。見出し・本文・リンク・画像・問い合わせ先の5要素で1ページを作り、変更前のファイルを別名で保存します。1280pxと390pxで画面も保存してください。

31〜60日:一人に見てもらい、1回目を改善する

相手へ「内容は分かるか」「次に押す場所で迷わないか」の2点だけを聞きます。指摘を全部反映せず、目的に合う1点を選び、変更理由と確認結果を記録します。

61〜90日:安全確認後に2回目を改善する

リンク、画像、スマホ表示、権利、個人情報を確認し、もう1点だけ直します。改善前後の画面、変更理由、戻し方がそろえば、顧客実績ではなく自分の制作・改善記録として説明できます。

A4一枚の改善記録|変更理由と戻し方を残す

次の例は当サイトの公開前確認を初心者向けにした架空の記入例で、顧客実績ではありません。そのまま6つの見出しをメモへコピーして使えます。

A4改善記録の記入例
  1. 目的・対象:自分のプロフィールページをスマホで読みやすくする
  2. 変更前:見出しが長く、問い合わせへの導線が末尾にしかない
  3. 変更内容:H2を短くし、案内リンクを1本追加。画像altも内容に合わせる
  4. 確認:1280px・390px、全リンク、画像表示、横はみ出しなし
  5. 戻し方:変更前ファイルを保存し、不具合時は差し替える
  6. 結果・次回:第三者1人に再確認してもらい、迷った箇所を一つ直す

「きれいにした」ではなく、「問い合わせ先を見つけやすくするためにリンクを追加し、2つの画面幅で確認した」と書くと、考えた過程が伝わります。

仕事・副業へ出す前の6つの安全ゲート

1. 許可

サイト所有者・勤務先の承認を得る

2. 複製

本番ではなくコピーで先に試す

3. 復旧

バックアップと戻す手順を用意する

4. 権利

文章・画像・フォントの利用条件を確認する

5. 情報

個人情報・社内機密を含めない

6. 範囲

納品物、期限、修正回数を合意する

一つでも確認できなければ公開・納品を止めます。できる範囲を小さく区切り、復旧できる状態を作ることが、資格知識を安全な仕事へ変える前提です。

ウェブデザイン技能検定2級は目指すべき?3級合格後の判断基準

公式の受検資格では、3級の技能検定に合格した人は2級を受検できます。ただし、「受けられる」ことと「すぐ受けるべき」ことは別です。令和8年度の受検手数料は学科7,000円・実技17,500円(いずれも非課税)です。

2級は学科60分・実技120分で、3級のテキストエディタとブラウザに加えてAdobe製品等も使用します。単に同じ問題を難しくした延長ではないため、試験環境を用意できるかも判断材料にしてください。

今の状態次の一歩
HTML・CSSを使う機会がまだ少ないまず1ページを2回改善し、基礎を定着させる
本業でWeb運用・更新に関わりたい許可・複製・復旧手順をそろえて担当者へ相談する
2級の範囲を仕事で使いたい公式要項、試験環境、費用を確認して計画を作る

2級へ進むか迷ったら、「2級を取った後、どの仕事や制作で使いたいか」を一文で書いてみてください。具体的に書けるなら準備を始める価値があります。書けないなら、今は資格より制作経験を増やす時期かもしれません。制度は変わる可能性があるため、公式サイトの受検資格受検手数料試験日程・試験時間を申込み前に確認してください。

履歴書・プロフィールにはどう書く?

学科・実技の両方に合格した場合は、「3級ウェブデザイン技能士」と表記できます。一方だけの合格は技能士ではなく一部合格で、合格した試験は2年以内の試験で免除対象です。詳しくは公式の試験合格と一部合格の案内を確認してください。応募書類やプロフィールでは、資格名だけでなく、その横に実際に作ったページや確認内容を添えると伝わりやすくなります。

書き方の例
  • 3級ウェブデザイン技能士/HTML・CSSで自身のブログを改善
  • 3級ウェブデザイン技能士/社内イベント告知ページの更新補助

もちろん、していない経験を足してはいけません。できることを小さく正確に書くほうが、後の面談や依頼時にも自分を助けます。

まとめ:合格を、次の選択肢を増やす材料にしよう

ウェブデザイン技能検定3級に合格したら、自分が所有する1ページを選び、2回改善して記録を残します。許可・複製・復旧・権利・情報・作業範囲を確認したうえで、2級または小さな仕事を検討してください。

次の一歩
  • 変更前へ戻せる1ページを決める
  • A4改善記録の6項目をメモへコピーする
  • 2級へ進む目的を一文で書く